迷夢通信(その2)

男と女が道を歩いている。ふたりとも家がない。男は無職で、女は昼はOLをしているらしい。男が言う。
「私たちには時間という概念がない。何時にどこそこで待ち合わせということをしなくてもよい」
そして女に聞く
「仕事の方はどうだ」
「どうって・・」
二人は街中のベンチに腰かけて話している。脇の電話ボックスに初老の男が息を切らせて飛び込み、受話器を取る。そして、ベンチの男に気づきはっとした顔をする。ベンチの男はいきなり逃げ出す。ベンチの男が初老男の金を盗んだのだ。刑事が現れて男にピストルを向けるが逆に撃たれる。初老男もピストルを持っていて、男に向けるが撃ち殺される。弾が当たった瞬間に、初老男は引き金を引き、男はその弾に当たって死ぬ。
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砂猫
Posted by砂猫

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